2026年10月9日、映画『バイオハザード』が日本公開となった。本作はカプコンの同名ゲームシリーズを題材にした作品なのだが、誤解を恐れず書けば『バイオハザード』シリーズをバカにしている映画と表現できるだろう。
こう書くとひどい映画に思えるかもしれないが、評価は真逆である。映画レビュー集積サイトの「Rotten Tomatoes」では評論家の96%が高く評価し、ユーザーも91%が高評価。日本でも良い評判をよく耳にする。
2026年10月12日時点で全世界興行収入は3億2020万ドル(約506億円)に到達し、『バイオハザード』実写映画シリーズ史上最高の記録を叩き出している。
なぜそういったちぐはぐなことになるのかといえば、『バイオハザード』シリーズが「オモロ」を含む特殊なビデオゲームだからだ。
原作を思わせる要素はあるが、かなりオリジナル寄り
今回の映画『バイオハザード』を手掛けるのは、『WEAPONS ウェポンズ』などを手掛けたザック・クレッガー監督だ。
特徴的なのは、原作ゲームを特に忠実に再現していないところである。むしろ、割合でいえばオリジナル要素がかなり多い。主人公のブライアンは単なる配達員で、特殊部隊でもなんでもない。映画に登場するクリーチャーはほとんどオリジナルで、リッカーもハンターも出てこない。


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