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キャリア・教育

「京大に入ってやっと息ができた」…47歳でIQ145のギフテッドとわかったphaさんが高校までを「暗黒時代」と振り返る理由

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pha ニート
最近知能検査を受けた、元・日本一有名なニートのphaさん(写真:phaさん提供)
  • pha 文筆家
  • 大石 貴子 日米ギフテッド教育協会代表

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元・日本一有名なニートとして知られる文筆家のphaさん(47)は今年5月に知能検査を受け、IQ145のギフテッドだと判明。phaさんが知能検査を受けることにした経緯や子ども時代の生きづらさについて、長年の友人で、ギフテッドの専門家である大石貴子さんと語り合いました。対談の前編です。

――お二人の出会いから聞かせてください。

大石貴子(以下、大石):京大短歌会というサークルで一緒でした。私は京都造形芸術大学、phaくんは京都大学で、生活圏はほぼ同じ地域でした。私は高校生の頃から短歌が好きで詠んでいたのですが、芸大には短歌会がなかったので、京大のサークルに入ったんです。

pha:短歌サークルにたまたま行って、そのときにしゃべったんだと思います。

phaさんが学生時代に住んでいた学生寮の自室内の一コマ(奥がphaさん)。写真を専攻していた大石さんが撮影した(写真:大石貴子さん撮影)
【写真を見る】「京大に入ってやっと息ができた」…47歳でIQ145のギフテッドとわかったphaさんが高校までを「暗黒時代」と振り返る理由(8枚)

大石:お互い、いろんなグループやプロジェクトを立ち上げては、入り合っていました。私はネットマガジンを作っていて、phaくんにも参加してもらって。

pha:「ネットマガジンをやるから参加してよ」と言われて、文章を書いていました。

大石:まだブログもない時代でしたよね。

学生寮の自室にて(右がphaさん)(写真:大石貴子さん撮影)

――phaさんは知能検査の結果について大石さんとやり取りしたそうですが、なぜ知能検査を受けようと思ったのですか。

pha:数カ月前に、なんとなく受けてみようと思ったんです。知能そのものというより、発達障がいなどの傾向を見て、自分についてよく知りたいなという気持ちのほうが強かったですね。

仲のいい人も何人か検査を受けていて、「自分には発達障がいの傾向があった」と話す人もいたので、自分もそうなんじゃないかと思ったんです。

「phaくんのIQがすごく高くて、みんなびっくりした」

大石:今年6月に私が一時帰国したとき、phaくんを含む共通の友人何人かで食事をしました。その日は検査の話は出ずに終わったのですが、来られなかった友人も入ったLINEグループで盛り上がっていたら、その中の1人が「最近phaくんのIQがすごく高くて、みんなびっくりした」という話をして、結果を送ってくれたんです。

アメリカ在住の大石貴子さんはギフテッドに関する専門知識を生かし、日米のギフテッド児の支援活動を行っている(写真:大石貴子さん提供)

そこから、やり取りが始まりました。ただ、phaくんが受けた検査では細かい分析がなかったそうなので、WAIS(ウェクスラー成人知能検査)などを見慣れているアメリカの専門家に見てもらうのも面白いかも、という話になりました。

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