INDEX
――お二人の出会いから聞かせてください。
大石貴子(以下、大石):京大短歌会というサークルで一緒でした。私は京都造形芸術大学、phaくんは京都大学で、生活圏はほぼ同じ地域でした。私は高校生の頃から短歌が好きで詠んでいたのですが、芸大には短歌会がなかったので、京大のサークルに入ったんです。
pha:短歌サークルにたまたま行って、そのときにしゃべったんだと思います。
大石:お互い、いろんなグループやプロジェクトを立ち上げては、入り合っていました。私はネットマガジンを作っていて、phaくんにも参加してもらって。
pha:「ネットマガジンをやるから参加してよ」と言われて、文章を書いていました。
大石:まだブログもない時代でしたよね。
――phaさんは知能検査の結果について大石さんとやり取りしたそうですが、なぜ知能検査を受けようと思ったのですか。
pha:数カ月前に、なんとなく受けてみようと思ったんです。知能そのものというより、発達障がいなどの傾向を見て、自分についてよく知りたいなという気持ちのほうが強かったですね。
仲のいい人も何人か検査を受けていて、「自分には発達障がいの傾向があった」と話す人もいたので、自分もそうなんじゃないかと思ったんです。
「phaくんのIQがすごく高くて、みんなびっくりした」
大石:今年6月に私が一時帰国したとき、phaくんを含む共通の友人何人かで食事をしました。その日は検査の話は出ずに終わったのですが、来られなかった友人も入ったLINEグループで盛り上がっていたら、その中の1人が「最近phaくんのIQがすごく高くて、みんなびっくりした」という話をして、結果を送ってくれたんです。
そこから、やり取りが始まりました。ただ、phaくんが受けた検査では細かい分析がなかったそうなので、WAIS(ウェクスラー成人知能検査)などを見慣れているアメリカの専門家に見てもらうのも面白いかも、という話になりました。


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