pha:大学卒業後、会社に入ったのですが、あまりうまくいかなくて辞めてしまって。集団行動も、人に合わせるのも苦手なので、自分向きの場所を自分で作らないといけないなと思って、作ったのがシェアハウスでした。
大石:そうした行動も、ギフテッドらしいところがあると思います。ギフテッドは、新しい何かを作り出すのがすごく得意で、社会の既成概念にとらわれないのも得意分野と言われています。
ADHDがある方も、自分のための場所を作るのが上手だと言われています。phaくんには両方の可能性があるので、そういう特性が表れているのかなと思いました。
結果を見てすっきり…自己理解が深まった
――今回の検査の結果を見て、どう感じましたか。
pha:「やっぱりそうか」と思う部分もあれば、思ったのと違うところもあって、自己理解が深まりました。そういう傾向があるなとは、なんとなく思っていましたが、結果を見てすっきりしました。ちょっと楽になったというか、自分のことを説明しやすくなりました。
IQについては、「あ、こんな感じなんだ。思ったより高かったな」と。でも、どれくらい高いのかよくわからなかったので、「こんなものか」と思ったくらいですね。
ギフテッドにしろ、ASDやADHDにしろ、その説明を読むと、自分が今まで感じてきたことや困ってきたことが書かれているな、という感じでした。
大石:自分を知るいい機会になりますよね。診断名について書いてある本を読むと、「思い違いじゃなかったんだ」「考えすぎじゃなかったんだ」と、英語では「バリデート(validate)される」と言うんですが、認めてもらえた感覚になります。
pha:自分と同じような人がいっぱいいるんだと、心強い部分があります。とはいえ、ちょっと孤独感もあります。大多数の人とは違うんだということを、診断で確認するわけですから。
でも、孤独感といっても、大多数の人とコミュニケーションできないわけではないので、違うということを意識したうえでやり取りすればいいんだな、という気づきも得られたと思います。


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