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キャリア・教育

「京大に入ってやっと息ができた」…47歳でIQ145のギフテッドとわかったphaさんが高校までを「暗黒時代」と振り返る理由

11分で読める
pha ニート
最近知能検査を受けた、元・日本一有名なニートのphaさん(写真:phaさん提供)
  • pha 文筆家
  • 大石 貴子 日米ギフテッド教育協会代表
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pha:大石さんがギフテッドの仕事をしているのは知っていましたが、自分にギフテッドは関係ないと思っていました。それが「そのIQならギフテッドに入るよ」と言われて、「あ、そうなんだ」と思いました。

大石:LINEグループでは共通の友達が「こんなにIQが高いなんて、我々とは違う」と言っていましたが、文献を山のように読んできた私からすると、「大して違わないよ」という感じでした。

長年の心理系の検査の研究において、「類は友を呼ぶ」は本当だと裏づけられているんです。phaくんとはみんな25年以上、もしかしたら30年近い付き合いで、今もとても仲がいい。それぐらい仲良くなる人は、似た者同士が多いと言われていて、それは障がいも含めてなんです。

「ニューロダイバージェント」というのですが、ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)、LD(学習障がい)など、脳の反応の仕方やつながり方が普通とは少し違う人たちのことです。ギフテッドをその中に含める先生も、アメリカでは多いんですよ。似た発想をするから、つながりやすいんですね。

子どもの頃は、みんな一緒にされてしまうのが苦手だった

pha:子どもの頃は、みんな一緒にされてしまいますが、自分は周りに合わせるのが苦手で、話も合いませんでした。大人になってからのほうが楽です。

大石:ギフテッドの支援の現場で、いちばんの問題として言われるのが「孤独」なんです。その孤独をどう解決してあげるかが、ギフテッド教育のミッションの一つでもあります。

アメリカの公立学校には、いくつか実践方法があって、古典的なものは、週に1回1時間だけ、ギフテッドの特性がある子たちを一つの教室に集めて、知的好奇心が満たされるような授業をするというものです。

もう一つは、私が住んでいる学区で行われているような、普通の教室の中で支援するタイプです。クラスにいるギフテッドの子は3人から5人くらいで、先生だけが誰がそのプログラムに入っているかを知っていて、子どもたち本人はあまりわかっていません。

頭を使うグループプロジェクトのときに、その子たちを自然に同じグループにするんです。すると、同じような考えの子と議論する機会が生まれて、友達になったり、孤立しにくくなったりします。

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