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更年期に「不調を感じる」人がやりがちなNG行動…身体心理学者が明かす"身体を修復する"オキシトシンが増えない理由

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談笑する人物
オキシトシンは、驚くほど広範な効果を持っています(写真:A_Team/PIXTA)
  • 山口 創 桜美林大学教授、臨床発達心理士

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なんとなく心がふさぐ、やる気が出ない――。幸せになろうとするとき、私たちはまず「心」を変えようとしがちです。しかし身体心理学では、心が整うのは「身体」が変わったからと考えます。
そのカギとなるのが、オキシトシンやセロトニンをはじめとする「4つの幸福ホルモン」です。ここでは身体心理学者・山口創氏の著書『幸福感とは身体感覚である』より一部を抜粋・編集し、身体を動かして体の中から幸せになる仕組みと具体策を紹介します。

オキシトシンは「身体の修理工」

オキシトシンの作用は、感情や行動の話だけではありません。身体の修復という点でも、驚くほど広範な効果を持っています。

■骨と筋肉のアンチエイジング

骨や筋肉は、年齢とともに静かに、しかし確実に変わっていきます。特に女性は閉経後、その速度が上がります。しかし、ここに見落とされがちな事実があります。

誰かと触れ合い、オキシトシンが分泌されるとき、身体はひそかに修復作業を始めているのです。

イタリアの解剖学者、タンマたちの研究によると、オキシトシンによって骨を作る細胞(骨芽細胞)が活性化されることがわかりました。さらにアメリカの生理学者エラッドたちによると、オキシトシンは筋肉の元になる幹細胞まで活性化させてくれるそうです。

友人と肩を並べて歩くと、「なんだか身体が軽い」と感じた経験はないでしょうか。家族で久しぶりに山登りをしたとき、足が軽く感じたことはありませんか。つながりが、文字通り身体を若返らせているのです。

オキシトシンは、身体が動くための土台を作ってくれるのです。

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