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「高エネルギーニュートリノの発見」2026年ノーベル物理学賞の凄さを東大院生が解説 過去には日本人が受賞したことも…

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ノーベル賞
今年のノーベル物理学賞はフランシス・ハルツェンに贈られました(写真:tepp / PIXTA)
  • 亀田 崚 東京大学大学院理学系研究科学生・日曜劇場『御上先生』教育監修

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宇宙の果てには何があるのでしょうか。もしくは、どのようにしてこの宇宙が誕生したのでしょうか。あるいは、私たちはどこへ向かうのでしょうか?誰しもが一度は考えたことのある、だけれども根源的とも言えるこの問いに答えるために、宇宙物理学者が取り組んでいるのが「宇宙から降り注ぐメッセージ」を捉え、分析する研究です。

今年のノーベル物理学賞はベルギー出身のフランシス・ハルツェンへと贈られました。

その受賞理由は「アイスキューブ・ニュートリノ観測所設立、および天体起源の高エネルギーニュートリノの発見に対して」です。

ノーベル物理学賞を受賞したフランシス・ハルツェン(写真:米国科学アカデミー)

彼は、南極大陸にアイスキューブ・ニュートリノ観測所を設立し、宇宙から降り注ぐニュートリノという粒子を観測、分析することで人類の謎に迫りました。

【写真を見る】「高エネルギーニュートリノの発見」2026年ノーベル物理学賞の凄さを東大院生が解説 過去には日本人が受賞したことも…(6枚)

2026年ノーベル物理学賞の「ニュートリノ研究」とは?

私たち人間も机もスマートフォンも、宇宙でさえも、世の中に存在する物質は素粒子でできています。この素粒子というのは、今現在の物理学の理論で「もうこれ以上分割できないよ」という状態まで分けていったときに、最後に残る粒子のことを表しています。

どれくらい細かく分割できるのでしょうか?水を例に見てみましょう。

水は水素原子2つと酸素原子1つからできていますが、その原子は陽子と中性子と電子からできています。

物質を細かくみていくと、上記のように分割されていく(画像:ニュートリノフロンティアの融合と進化)

ただ、陽子や中性子はさらに小さな粒子に分かれることが知られています。この粒子をクォークと言います。このクォークとペアになるようなレプトンなどの粒子を合わせた以下の表で図に記されている粒子たちが、(現在の物理学理論上で考えられている)素粒子なのです。

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