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「高エネルギーニュートリノの発見」2026年ノーベル物理学賞の凄さを東大院生が解説 過去には日本人が受賞したことも…

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ノーベル賞
今年のノーベル物理学賞はフランシス・ハルツェンに贈られました(写真:tepp / PIXTA)
  • 亀田 崚 東京大学大学院理学系研究科学生・日曜劇場『御上先生』教育監修
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小柴および梶田は共に岐阜県神岡町の地下に設立された研究施設であるカミオカンデやスーパーカミオカンデでニュートリノの検出実験を行っており、現在でも同施設ではスーパーカミオカンデ-ガドリニウムプロジェクト (SK-Gd)などを筆頭としてニュートリノを検出するための実験が行われています。

詳しい受賞理由とその論文

①IceCube Collaboration, Evidence for High-Energy Extraterrestrial Neutrinos at the IceCube Detector, Science 342, 1242856 (2013)

高エネルギーニュートリノを発見したことを報告する一報目の論文。30TeV以上のエネルギーを持つニュートリノを28イベント観測した。

②IceCube Collaboration, Observation of High-Energy Astrophysical Neutrinos in Three Years of IceCube Data, PRL 113, 101101 (2014)

2010-2013年までに蓄積したデータを解析した論文。予想されるバックグラウンド(地球の大気で生成されるニュートリノなど)を差し引いて、宇宙からのニュートリノが来ていると結論づけている論文。具体的には「宇宙起源のニュートリノが0である」という仮説を5σ以上で棄却している。

このPRLの論文と①のScienceの論文が受賞の本質である。

③IceCube Collaboration, Evidence for a Spectral Break or Curvature in the Spectrum of Astrophysical Neutrinos from 5 TeV to 10 PeV, PRL 136, 121002 (2026)

ノーベル賞の受賞ライブ配信で引用されていた、イベント数を表す図が掲載されている。IceCube観測所のデータにフィッティングを行った論文。スペクトルを解析した最新の内容を扱っている。

【写真を見る】「高エネルギーニュートリノの発見」2026年ノーベル物理学賞の凄さを東大院生が解説 過去には日本人が受賞したことも…(6枚)

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