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ライフ #自動車最前線

ネットで賛否両論のBYD「ラッコ」に試乗! 実車に触れてわかったデザインと走りの本当のデキ

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日本のスーパーハイトワゴン市場にやってきた輸入EVの評価は?(筆者撮影)
日本のスーパーハイトワゴン市場にやってきた輸入EVの評価は?(筆者撮影)
  • 森口 将之 モビリティジャーナリスト
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ただし、水平のスポーク上のスイッチは、シルバー地に白文字であり、光線の具合によっては見づらいことがあった。

操作性は悪くないものの色味のせいで少々見づらいステアリングのスイッチ類(筆者撮影)

収納スペースは各所にあって、日本の軽自動車を研究した跡がうかがえる。特に、後席の折り畳み方は、座面のチップアップができることを含めてN-BOXそっくり。ちょっとえげつないと感じたし、軽自動車をよく知る人であれば、評価を下げる要因になるかもしれない。

チップアップ機構を採用するなどN-BOXを強く意識して作られた後席まわり(筆者撮影)

走行フィールは2代目「ゴルフ」を思わせる?

試乗した300プレミアムは、満充電で320kmの走行が可能な、35.84kWhの駆動用蓄電池を搭載する。他のBYD同様、信頼性の高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーだ。

フロントに積まれ前輪を駆動するモーターの最高出力は、軽自動車の自主規制値である64ps、最大トルクは160Nmとなる。バッテリー容量が大きいぶん、1230kgの車両重量は、日本車の軽EVより200kgほど重い。

しかしながら、加速は十分。発進時のマナーも自然だ。軽自動車は車両重量に対してエンジンの力が限られているので、強力な加速が必要なときなど、エンジン音が気になることがある。

コンパクトなボンネットの中にモーターが備わる。グレードは300のほか200も用意(筆者撮影)

これはラッコに限った話ではないが、EVの静かさというメリットが、もっともありがたいと感じるカテゴリーだと改めて感じた。

回生ブレーキは他のBYD同様、ノーマルでは弱めだが、センターディスプレイの設定画面で少し強くすることもできる。フットブレーキの反応はやや唐突、いわゆるカックンブレーキ気味だったが、踏み方を変えることで解消した。

センターディスプレイで各種の車両設定をコントロール(筆者撮影)

乗り心地で感じるのは、フロアなどの骨格から直接的な響きがあること。ソリッドなフィーリングで、同じBYDの路線バスに似ているし、昔のフォルクスワーゲン、例えば2代目「ゴルフ」あたりを思い出させる。

日本メーカーは乗用車だけでなくバスでも、こういった感触はネガであると考えているようなので、それに慣れたユーザーは気になるかもしれないが、ゴルフがそうであるように、ボディ剛性の高さがピュアに伝わってくるのもたしかである。

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