そして、ヤマさんのノートを見せてもらって、もう1つ気づいた。
ページには若い人たちの名刺が貼られ、その周りに出身地や大学、好きな音楽などがびっしり書き込まれている。
これは、先述のカフェ「かたりば」で、ヤマさんが新人研究員と対話したときの記録だ。
次に会ったとき、もっといい対話をするためだという。
「せっかくの機会だからさ、少しでも相手の役に立てたらうれしいじゃない」
自分なりにできる若い世代への応援
自分が新しいことを教えてもらうだけではない。相手に興味を持ち、話を覚え、次に会ったときにはその続きを聞く。
それも、ヤマさんなりの若い世代への応援なのだろう。
ガールズバーの推しからもらった手紙も見せてもらった。
そこには、いつも新しいことを楽しんでいるヤマさんの姿を見て、自分も頑張ろうと思えるという趣旨の言葉が書かれていた。
若い人から元気をもらっているのは、ヤマさんだと思っていた。
でも、若い人もヤマさんから、しっかり元気をもらっていたのだ。


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