だからヤマさんは、人との出会いを大切にする。
エレベーターで一緒になれば「どうぞお先に」。
雨が降っていれば「雨、大変ですね」。
赤ちゃんを見かければ必ず声をかける。
最近は、人にあげるための飴まで持ち歩くようになったそう。
人とのきっかけづくりも、なかなか芸が細かい。
その小さなひとことや一歩が、新しい世界への入り口になっているのだ。
ヤマさんも50代の頃は悩んでいた
そんなヤマさんも、50代の頃は「もう人生後半なんだから、何かもっと社会に貢献しなければ」と焦り、悩んでいたという。
70代も後半になった今、同じようにこれからの人生を考える現役世代に伝えたいことがある。
「あわてて結論を出す必要は、まったくないよ」
人生の後半をどう生きるか、大きな答えを急いで見つけなくてもいい。
興味を持ったら動いてみる、人と話してみる。その小さなきっかけを数珠つなぎにしているうちに、自分なりの答えが後から見えてくることもある。
「人生に、完成なんてないんじゃないかな。常に"ing"なんだよ。だから自分から動くんだ」


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