山中さんは、筆者が所属している博報堂100年生活者研究所がフィールドワークの一環として巣鴨で運営していたカフェ「かたりば」の常連さん。ここからは、普段みんなが呼んでいたように「ヤマさん」と呼ばせてもらおう。
「演歌はね、歌詞が心に沁みるでしょう」
洋楽の歌詞が気になり、英語の勉強を開始
元々は演歌しか聞かなかったというヤマさんの音楽の世界を広げたのは、洋楽好きの若い整体の先生だった。そこで"推し"という言葉を教えてもらい、Maroon 5を知った。
聴いてみると、今度は歌詞が気になり、そこで歌詞の書き起こしを始めた。すると英語そのものに興味が湧き、英語の勉強を始める。
一つ知ると、また一つ知らないことが出てくる。
面白くなったヤマさんは、ほかの若い人とも音楽の話を積極的にするようになった。すると洋楽からJPOPへも世界が広がった。
藤井風、米津玄師、お気に入りのバンドはSHISHAMO。そして最近覚えたてなのが、M!LKの「好きすぎて滅!」。
こちらもなかなかの振り幅である。
ヤマさんは、こうして一つの興味が次の興味につながっていくことを「数珠つなぎ」と呼ぶ。


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