ちなみに今回、商品変更を行ったSスペシャルパッケージの車両本体価格は16.5%アップの314万6000円。ただし、衝突被害軽減ブレーキをはじめとした数々のADAS(先進運転支援システム)が標準装備となり、また筆者が購入した初期モデルでは設定のなかったMRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)がオプション装備で用意され、KPC(キネマティック・ポスチャー・コントロール)、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロールシステム[横滑り防止装置])トラックモードなど走行性能を効果的にアシストする魅力的な電子デバイスを標準で備えているから、贔屓目とはいえ事実上の値上げはないに等しい。
S 295万9000円(6MT)
S Special Package 326万7000円(AT)/314万6000円(6MT)
S Leather Package 367万4000円(AT)/355万3000円(6MT)
S Leather Package V Selection 372万9000円(AT)/360万8000円(6MT)
特別仕様車PS 366万3000円(6MT)
RS 374万円(6MT)
RF S 388万3000円(AT)/385万円(6MT)
RF VS 424万6000円(AT)/421万3000円(6MT)
RF RS 436万7000円(6MT)
新設された特別仕様車「PS」をはじめ、商品改良モデル4台を比較試乗
26年9月、商品改良を行った新型各グレードに静岡県にある伊豆の山道で試乗する機会を得た。試乗グレードは新設の特別仕様車「PS」(ピュアスポーツの意)、硬派なスポーツグレード「RS」、中核グレード「Sスペシャルパッケージ」、そしてリトラクタブルハードトップモデルで2.0Lエンジンを搭載した「RF VS」の4台。RFのみ6速ATで、ほかは6速MT。比較対象として従来型の「S」にも短時間試乗した。
特別仕様車のPSは人気グレードで、7月の受注開始以降、全ロードスターの約20%を占める(最多販売グレードはSスペシャルパッケージ)というが、このPSと従来から存在するRSの足まわりは、同じ減衰力のビルシュタインダンパーで同じバネレート設定という点が興味深い。
さらに今回試乗したRSには、メーカーオプションの「Brembo社製ベンチレーテッドディスク&Brembo社製対向4ピストンキャリパー(レッド塗装)」と「16インチRAYS社製鍛造アルミホイール(ブラック塗装)」が装着されていた。


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