越川さんが提案しているのは以下の4点だ。
①就寝3時間前に食事を終えること
就寝3時間前までに夕食を終えることは、最も挫折しやすい取り組みだという。しかし、成功した人からは『朝起きた時の胃腸の調子がいい』という声も上がるそうだ。
②就寝1時間前の入浴
副交感神経を高めるのに効果的なのが入浴だ。お湯に浸かると体内の深部体温が上がるため、お風呂上がりに体温が下がり、眠気が訪れる。「最も成功しやすい取り組みです」と越川さんは話す。
③就寝30分前のストレッチ
越川さんの調査によると、世界の一流のビジネスパーソンは寝る前にストレッチを行うという。越川さん自身も取り入れてみたところ、効果を実感できたそうだ。
「肩や首が凝って夜中に目が覚めることがよくあったんですよね。でも、肩をほぐしたり、首を回してから就寝すると入眠がスムーズになり、夜中も起きにくくなりました」
そのため、クライアントにも寝る前のストレッチを提案している。
「50代以上のビジネスパーソンの中には腰痛を抱えている人も少なくありません。寝る前に腰を回すことで『腰痛が改善して途中で目覚めにくくなった』という声もいただいています。ストレッチを試された方の79%が効果を実感しています」
④寝る直前のスマホ操作を避ける
寝る直前にスマートフォンやテレビの画面を遠ざけることも効果的だ。越川さん自身もスマートフォンを寝室から遠ざけている。22時頃に寝るため、21時以降はブルーライトを目に入れないように注意している。
自身に合った習慣を探すことが重要
これら4つの取り組みはあくまで一例だという。「自身に合った習慣を探すことが重要です。そのためには、ポケモンスリープなどのアプリやスマートウォッチで睡眠の深さを測定するのも効果的です」と続けた。
「『睡眠実験』と捉えると、色々と試すのが楽しくなるかと思います。私自身、部屋の湿度や寝具、パジャマなども試してみて、しっくりくるものを見つけられました。ぜひ自分にあった睡眠習慣を見つけてみてください」



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