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さまざまなルーツや文化を持つ人が住むようになり、実に多彩な食文化が楽しめるようになった日本。この国で働き、学び、暮らす外国人が集まるレストランを訪れ、本場の味と雰囲気を楽しむ日本人もまた増えているが、そんな「異国飯」界隈で話題になっている漫画がある。トーチwebで連載している『ニーハオ、おいしい東京日和。』だ。
主人公は東京に住む中国人。その日常が綴られるが、軸となるのは「食の風景」。あるときは包子(肉まん)を持ち帰り、あるときは麻辣湯を食べながら、なにごとかを思う。
僕も「異国飯」のレストランに行ったとき、よく考える。となりのテーブルの外国人はいったい、どんな気持ちでこの国を生きているのだろう。日本はどう見えるのだろう。『ニーハオ、おいしい東京日和。』では、その答えの一端が食事とともに描かれる。
ほんわかとした親しみやすい絵柄や、どこかトボけた雰囲気もあって人気となり、7月には単行本も刊行。注目の中国人漫画家、ZONさんにお話を伺った。
日本在住外国人のリアルな生活を伝えたい
「日本に住んでいる外国人のリアルな生活を伝えたいんです。暮らしの様子や、なにを考えているのか、ということを知ってほしいと思っています」
食べることをテーマにして、読者になにを届けたいのか。そんな質問にZONさんはまっすぐに即答した。


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