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ライフ #令和の『社宅』探訪

そりゃ人気企業だわ…「駅徒歩3分、食堂&サウナ完備で家賃1万5000円」伊藤忠の社宅「日吉寮」の全容 令和に社宅復活のワケ

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伊藤忠商事日吉寮の外観
至れり尽くせり…伊藤忠商事の社宅の全容とは(写真:編集部撮影)
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一方で、かつての社宅と大きく変わったのは「プライベートと交流の両立」という設計思想だ。昭和の社員寮といえば、風呂やトイレ、洗面所がすべて共用で、プライベート空間は「寝るためだけの和室」というスタイルが一般的。休日や平日の業務終了後の交流も連日の飲み会や付き合いが当たり前だった。

日吉寮はこうした「昭和」の社宅とは異なり、社員の共同空間であっても個人のプライバシーが優先されている。各居室には個別のトイレ、シャワーブース、ミニキッチン、ミニ冷蔵庫、クローゼット、ベッドが備え付けられており、自分の部屋だけで生活を完結させることもできる。

個室がズラリと並ぶ(写真:編集部撮影)

「人と群れたくない時は自分の部屋に閉じこもり、交流したい時は共用部へ出かける」。プライベートを重視する現代の若者のニーズに応えつつ、強制しない「偶発的な出会い」をデザインすること。プライバシーの確保と開かれたコミュニティの形成を高度に融合させた点こそ、令和の社宅における核心部分と言える。

月額1万5000円、新入社員は「本当に助かります」

実際に入寮している若手社員は、この男性寮の環境をどのように捉えているのだろうか。今年入社し、人事・総務部の採用人材マネジメント室に所属する森岡舜之介氏に話を聞いた。

今年入社した森岡舜之介氏(写真:編集部撮影)

「元々学生時代も野球部の寮生活を経験していたので、入寮への抵抗感はありませんでした。実家を出て一人暮らしをしたいと考えていたなかで、企業に質の高い寮があることは就職活動時の大きな魅力の一つでした」と森岡氏は振り返る。

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