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ビジネス #外食ビジネスのハテナ特捜最前線Ⅱ

「入っても、すぐ辞めてしまう」「全員同じ味が出せない」…全国190店舗のジュースチェーンを、危機から立て直した《虎の巻》

13分で読める
果汁工房果琳 青木フルーツ 
青木フルーツは「果汁工房果琳」を含むジューススタンドを全国190店舗へと拡大してきた(写真:青木フルーツ提供)
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バナナ問屋として始まってから100年あまり。果物を扱い続けてきた青木さんは、果物のことを知り尽くしている。それは具体的に、どういうことか。

取材前、筆者は青木さんがドリアンを売っている写真を見つけた。「ドリアンパーティー」と題して、2026年7月18日(土)・19日(日)の2日間、福島県の郡山市やいわき市などで開催されたイベントだ。ドリアンの解体ショーや無料試食を行った。

ドリアンパーティーの様子、解体ショーや試食会が行われた(写真:青木フルーツ)

ドリアンといえば、単刀直入に「くさい」というイメージがある。なぜわざわざドリアンをアピールするような体験会を行ったのか。

「ドリアンって剥いたばかりは臭くないんですよ! 時間が経つと臭くなるんです。剥きたてを食べれば、カスタードクリームに砂糖を入れて、オリーブオイルを足したような味わいで、美味しいんです」

パーティでドリアンを手に、その魅力を語る青木さん(写真:青木フルーツ)

ドリアンをここまで熱量を持って勧められることに驚いた。日本人にはまだなじみの薄い果物だからこそ、まずは「本当のおいしさ」を知ってもらいたい。青木さんの意気込みが伝わってくる。

おいしさは「鮮度」ではなく「熟度」で決まる

では、果物のおいしさは、どうやって引き出すのか。

青木さんが繰り返し語るのが、「フルーツは鮮度ではなく、熟度が大事」ということだ。

「果物は、採れたてなら何でもおいしいわけではないんです」

生で食べるのか、ジュースにするのかによっても、おいしくなるタイミングは変わるという。確かに、バナナや桃も買ってすぐより、数日家で保存しておいたほうが、柔らかさと甘みが増しておいしくなることがある。

「熟し方の違いを知ることが、ジュースの味を大きく左右します」

各店舗で熟度管理をしている(写真:青木フルーツ)
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