さらに、株式会社デルフォニックスが展開するクリーム色の方眼用紙が特徴の「ロルバーン」は、26年10月始まりのダイアリーの発売を8月8日より開始。その1週間前に行われた事前予約制の先行販売会は、入場枠が即日完売。ファンの熱量の高さを感じさせた。
また「手帳は高橋」のキーフレーズで知られている株式会社高橋書店では、26年7月1日より公式オンラインショップにて、「2027年版1月始まり日記・手帳・家計簿」全302点の予約をスタート。通常販売も9月から開始している。
デジタルでスケジュール管理派も多い今、手帳が盛り上がる理由とは?
しかし、文房具市場だけでなく、スケジュール管理の方法などに目を向けてみると、今や会社で導入しているデジタルツールなどを使って、スケジュール管理をしている人も多いのは事実。プライベートの予定管理も、パートナーや家族と共有できるからとの理由でアプリなどを用いている人も多い。
そんな中、デジタルツールとは対極にある“手書き”にまつわるツールが盛り上がっているのはなぜなのか。ロフトの文具担当のバイヤーに聞くと、文房具市場の盛り上がりの要因を次のように答えてくれた。
「ここ最近では、平成レトロブームやシールブームなど文具市場自体のキラーコンテンツの出現によって、今までいなかった新規顧客が増えてきている印象です」(以下、「」内の発言はロフトの文具担当のバイヤーによるもの)
たしかに、日本最大級の文具の祭典「文具女子博」は26年に累計来場者数80万人を突破。東京で5日間開催された「文具女子博2025」には、約5万8000人が集まるなど大盛況を見せており、着実に新規顧客は増えている印象だ。
でも、なぜデジタル化、IoT化が進む中、スケジュール管理ツールの1つである手帳が盛り上がっているのか。


※ログイン後、コメント入力が可能です。