先頭集団のほとんどをダットサン510(日産の510型ブルーバード)が占め、名うての現役ドライバーたちが緊迫の接近戦を見せつけた。当時のライバルであるアルファロメオ「GTA」やBMW「2002」、ミニ「クーパー」、ポルシェ「911」なども参戦し、日本車がアメリカのレースで勝利し、一気にプレゼンスを上げていった当時の雰囲気が蘇ったかのようだった。
コース上のレースやデモンストレーション走行だけでなく、パドックに設けられた展示スペースには各メーカーが持ち寄ったレーシングマシンが数多く並べられた。そこを見るだけでも日本のメーカーがさまざまなカテゴリーで戦い、技術を高めてきた歴史が垣間見られた。
各カテゴリーの名車たちを集めたホンダ
特にバラエティに富んだ車両を展示し、コース上でも走らせもしたのがホンダ。アメリカで人気の高いインディカーやIMSAはもちろん、F1、ル・マン、スーパーGT、ツーリングカー、さらには2輪のチャンピオンマシンまでもが登場し、ギャラリーを沸かせた。
ホンダは1964年にF1初参戦し、65年のメキシコGPで初優勝を飾ったため、ここ2年でそれぞれの60周年を祝ったばかり。そして今年は86年にウィリアムズホンダとして初のF1コンストラクターズチャンピオン獲得、同年に高級車ブランドのアキュラを発足と、それぞれの40周年と重なったこともあって気合が入っていたようだ。


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