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ライフ #廃墟モールの経済学

「20億円以上の公的資金が投入→民事再生し再出発→結局、破産」…終わらせられない「岩手の廃墟モール」負動産化の現実

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岩手県 メイプル
岩手県の旧水沢市にある「メイプル」(写真:筆者撮影)
  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター

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ガラガラで人がいない。空き区画だらけ。BGMだけが虚しく響いている――。日本各地に、そんな「廃墟モール」が存在する。
かつて繁栄した商業施設は、なぜ廃墟になってしまったのか? 理由を探ると、7つの要因が見えてきた――この連載では、大手ショッピングモール会社での勤務歴を持ち、プライベートでも600以上のモールを巡ったライターの坪川うたさんが現地を実際に訪れてリポート。廃墟モールが生まれる理由をひもといていく。

公的施設を除いて閉鎖されている

前編では、岩手県のJR水沢駅から10分ほど歩いた場所に存在する廃墟モール「メイプル」の現状と衰退要因を伝えた。

水沢駅から駅前のアーケード街を抜けた先にある「メイプル」(写真:筆者撮影)

もともとはスーパーをはじめとしたテナントが入っていたが、商業施設部分は2023(令和5)年4月に閉店してしまった。東棟と西棟からなり、メインである東棟は地下1階の公的施設と屋上駐車場以外の1階〜4階が閉鎖され、立ち入ることができない。

左側が東棟、連絡通路でつながる右側が西棟(写真:筆者撮影)
商業施設らしいショーウィンドーが残っている(写真:筆者撮影)
【写真を見る】「20億円以上の公的資金が投入→民事再生し再出発→結局、破産」…終わらせられない「岩手の廃墟モール」負動産化の現実(23枚)
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