2026年8月27日夜に同時発生したJR北海道の室蘭本線の静狩―小幌間での路盤流出と有珠―長和間で発生した回送列車の脱線事故の影響で、室蘭本線が寸断された。そのため、札幌―函館間を結ぶ特急北斗号と北海道と本州方面を結ぶ貨物列車の全列車が9月9日まで2週間近くにわたって運休となった。
山線の災害時の迂回ルートとしての重要性を再認識
特急北斗号は札幌―函館間を所要時間約3時間40分で1日11往復運行しているが、事故発生の翌日となる8月28日と29日は代行バスの運行すら行われなかったことから大混乱となった。
とはいえ、函館本線の山線と呼ばれる小樽―倶知安―長万部間と長万部―函館間の普通列車の運行は続けられていたことから、このルートを使って8~10時間をかけて移動する乗客の姿も多く見られ、山線の災害時の迂回ルートとしての役割を再認識する結果となった。

