お店の床にひっくり返って大泣きする、思い通りにならないとすぐにおもちゃを投げる、何を言っても「イヤ!」と怒り出す……。
日々、子どもの激しい「かんしゃく」や「キレる」行動に直面し、頭を抱えている保護者は少なくありません。
「自分の育て方が悪いのではないか」「しつけができていないのでは」と自責の念に駆られ、ヘトヘトになってしまう方も多いはずです。
しかし、子どものかんしゃくを単なる「しつけの問題」と捉えるのは間違いです。脳科学的な成長プロセスという視点から紐解くと、まったく異なる景色が見えてきます。
「キレる」という現象は困った問題行動ではなく、子どもが自分の感情と出合い、心を大きく成長させていくための絶好のチャンスなのです。
そもそも「アンガーマネジメント」とは何か
多くの方が「アンガーマネジメント=怒らないこと、我慢すること」と誤解されていますが、本来の定義は異なります。
アンガーマネジメントとは、「怒りを我慢すること」ではなく、「混沌とした感情を整理して、適切な表現方法を学ぶこと」です。
子どもが怒ったり、悲しんだりする感情は、自分を守るための正常な本能的反応であり、感情そのものを否定してはいけません。
問題なのは、モヤモヤした感情が「混沌とした状態」のままあふれ出し、不適切な形で表に出してしまうことです。


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