「風、薫る」で見過ごせない存在感を放っているのが、りんと直美の養成所時代の同級生・柳田しのぶ(演:木越明)だ。
呉服屋の娘であるしのぶは、養成所卒業時に「看護婦の奥さんを許してくれる見合い相手をずっと探していたんだけれど、いないの本当に……」と悩んだ末に、看護婦としての道には進まず、結婚を優先することに。
だが、直美が「派出看護の会」の立ち上げに奔走しているときに、帝都医科大学附属病院で働く玉田多江(演:生田絵梨花)の仲立ちで、しのぶと直美は再会する。
昔の仲間が粗悪な派出看護婦会に激怒
通訳をしているという夫との結婚生活のノロケ話を一方的に話し始めた、しのぶ。そうかと思うと「それで、いつから働けるのかしら? 派出看護」と切り出した。人手不足で悩んでいた直美は、目を丸くしてお礼を言い、派出看護事業は無事にスタートを切ることとなった(第18週「岐路にて」第87回)。
その後、赴任先の新潟から上京したりんも加わって、養成所の卒業生の3人がともに、派出看護で働くことに。しのぶは一度、出産で離脱するが、あるときに粗悪な派出看護婦会の悪評を耳にして激怒。何でも「ぼったくり」まがいの料金設定で患者を食い物にして、他会の患者を強引に引き抜く業者がはびこっているのだという。
しのぶは、りんと直美に見聞きしたことを報告しながら「あなたたち放っておかないわよね」と釘を刺し、2人にすぐに現地の調査をするように背中を押している。


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