→「でも」「だって」「それは違う」「普通はこうだよね」。ろくに話も聞かずに否定してしまうと、相手の心は閉じやすくなります。
→スマホを見ながら聞く。パソコンを打ちながら聞く。言葉ではなく態度で「私にとって、あなたの優先順位は低い」と伝えてしまっています。
→「へえ」「ふーん」「そうなんだ」。うなずきも表情の変化もないと、相手は「ちゃんと届いていない?」「興味を持たれていない?」「怒っている?」と不安になります。
→「それ、私もさ」「昔ね」。相手に共感しなければいけない場面で、主役を奪ってしまう行為です。相手は残念な気持ちになっているかもしれません。
→相手は解決策が欲しいのではなく、受け止めてもらいたいだけかもしれません。
→話の途中で「ああ、それね」「つまり◯◯でしょ」と早々にまとめてしまう。相手は「まだ全部話していない」と不満に思うかもしれません。
→「他の人はできている」「もっと大変な人もいる」。安易な比較は、相手の痛みや努力を軽く扱う行為です。
→「その程度なら」「自分のときはもっと」。優位に立つことはできても、信頼は失います。
→「で?」「なんで?」「要するに?」「ほかには?」と矢継ぎ早に問いを重ねる。質問者は「関心」のつもりでも、受け手は「尋問」のように感じることがあります。
「聞く力」で大事なのは「相手都合」
これらに共通しているのは、相手よりも「自分」を優先していることです。自分の正しさ、自分の経験、自分の評価、自分の効率、自分の都合。相手に意識を置いていません。
「聞く力」で大事なのは、「自分都合」ではなく「相手都合」です。相手都合とは、相手の気持ちや状況、ニーズを優先して聞くということです。


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