表情も同じです。無表情や、眉間にしわを寄せた顔で聞かれると、「怒っているのかな?」「関心がないのかな?」と相手を不安にさせてしまいます。
私たちの脳にはミラーニューロンという働きがあり、相手の表情を見ると、その感情を無意識に「まねる」性質があります。こちらの表情が険しいと相手も険しくなり、こちらの表情が和やかだと相手も和やかになります。
とくに意識したいのが口角と眉。自分で思っている1.5倍増しで上げてみましょう。「大げさ」と思うくらいで、ちょうどいいさじ加減です。自然なほほ笑みと、話の内容に合わせた表情の変化。それだけで、相手にとってあなたは、格段に話しやすい存在になります。
「ちゃんと届いている」と相手が安心するうなずき
首を縦に振る「うなずき」もまた、聞き手としての姿勢を示す大事なサインです。
無反応だったり、常にタイミングがずれていたりすると、相手は「ちゃんと聞いているのかな?」と不安になります。逆に、話の区切りや共感ポイントに合わせて、うなずくと、相手は「ちゃんと届いている」と安心します。
理解を示すときは小さく、共感や納得が強いときは大きく。「うん(小)→うん(小)→うん!(大)」と、話に合わせて大小を織り交ぜることで、うなずきに自然なリズムが生まれます。
「ふーん」「へぇー」。相づちが一本調子だと、興味を持たれている気がしません。
「たしかに!」「なるほど」「うんうん!」「ホントですか?」とバリエーションを持たせましょう。ときには、「それは嬉しかったですね」「え〜、そんなことが!?」「うわー、イタタタっ」と、話の内容に合わせた相づち、感情を乗せた相づちを打つことで、会話に彩りと動きが生まれます。
まれに小刻みなうなずきとともに「うんうんうんうん」とひたすら連発する人がいますが、相手からすると、話しにくいものです。相づちはテンポとタイミングが命。相手の話の腰を折らないよう調整しましょう。


※ログイン後、コメント入力が可能です。