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「かわいすぎる台湾チア」に異変?日本型応援から韓国型エンタメへ、球場を席巻する韓国人チアと若者文化の「韓流化」

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2026年3月、WBC(World Baseball Classic)で台湾プロ野球のチアが応援している(写真:Toru Hanai/特派員/Getty Images)
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食文化にも変化が見られる。韓国料理は、従来から親しまれてきた焼き肉やキムチなどに加え、サムギョプサルやヤンニョムチキン、韓国風カフェなど、より多様なスタイルが台湾の街中に定着している。韓国料理が特別な外国料理というだけでなく、日常的に楽しむ食文化の一つとして浸透してきたことも、韓国文化の存在感の高まりを示す現象と言えるだろう。

外国語学習の分野でも、韓国語への関心が高まっている。台湾では日本語学習の人気が依然として高い一方、K-POPや韓国ドラマを字幕なしで楽しみたいという動機から韓国語を学ぶ若者も少なくない。また、韓国への留学や就学を視野に入れて韓国語を学ぶ人もおり、韓国語は若者にとって身近な外国語の一つになりつつある。

既存の日本文化と韓流の融合

台湾社会そのものが、日本から韓国へと一気にシフトしたというよりも、日本文化が引き続き強い存在感を持つ一方で、韓国文化の影響力が急速に高まっている。現在の台湾社会には、そんな変化が表れているように感じられる。

台湾プロ野球のチアリーダー文化も、こうした社会の変化と無関係ではない。従来の日本型のファン交流や球場演出を基盤としながら、エンターテインメント産業として成熟した韓国のパフォーマンス文化やプロフェッショナルな人材育成の仕組みを取り入れることで、現代の台湾社会における若者のトレンドと共鳴しながら、新たな成長期を迎えているのである。

同時に、これは単なる「野球場のチアリーダー」の話ではない。日本文化の影響を受けて発展してきた台湾の大衆文化が、韓国文化の影響を取り込みながら新たな形へと変化していく。台湾プロ野球のチアリーダーは、そうした台湾社会の静かな変化を映し出す存在の一つと捉えることもできるだろう。

【台湾プロ野球とは?】台湾のプロ野球「中華職業棒球大聯盟(CPBL)」は2026年現在、中信ブラザーズ(中信兄弟)、統一7-ELEVEnライオンズ(統一7-ELEVEn獅)、楽天モンキーズ(楽天桃猿)、富邦ガーディアンズ(富邦悍將)、味全ドラゴンズ(味全龍)、台鋼ホークス(台鋼雄鷹)の6球団で構成される。それぞれにチアチームが存在する。
レギュラーシーズンは前期・後期の2期制で、各球団が前後期60試合ずつ、年間計120試合を戦う。各期の優勝チームと年間勝率上位球団がポストシーズンに進み、必要に応じてプレーオフを行った後、最終的に「台湾シリーズ」で年間王者を決める。25年には日本人の古久保健二監督(元東北楽天ゴールデンイーグルス)率いる楽天モンキーズが、同じ日本人・平野恵一監督(元オリックス・バファローズ)の中信ブラザーズを破り、王者となった。

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