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折りたたみiPhoneの陰で進化した新型iPhone、注目ポイント5つ──iPhone 18 Proは買い替える価値があるのか

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Phone 18 Pro
一足先にiPhone 18 Proのバーガンディを試した(写真:筆者撮影)
  • 草刈 和人 テックメディア「ゴリミー」運営
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そして最大のポイントはここだ。Appleによると、iPhone 18 Proのビデオ再生時間は最大36時間で、去年のiPhone 17 Pro Max(最大39時間)まで3時間差に迫る水準になったという。厳密には「ほぼ同じ」ではなく「かなり近づいた」というほうが正確だが、Max級に限りなく近いバッテリー持ちを、小さいほうのProモデルが手に入れたのは間違いない。つまり、バッテリーのために大きくて重いMaxを選ぶ、という我慢は今年かなり軽くなったということだ。片手で扱えるサイズのまま、去年の最上位に近い持ちが手に入る。

ただし念のため書いておくと、これはAppleの公式説明であって、筆者が長時間使って計測した数字ではない。実際の持ちは、使い方次第で当然変わる。

法人で端末を選ぶ立場なら、ここは効いてくる。「バッテリーのために大型モデルを一括導入する」という選択が不要になれば、端末費用と携帯性の両方で条件が変わるからだ。ただし各社の公表値は測定条件がそろっていないため、カタログの時間だけを横に並べて比較しても意味は薄い。少なくともAppleとGoogleについては、何をどう測ったかが公開されている。比べるならその条件まで含めて見るべきである。

小さくなったDynamic Island

画面上部の黒い島、Dynamic Islandにも変化があった。Appleによると、従来より25%小さくなっているという。背景にあるのは、Face IDの赤外線カメラをディスプレイ下に埋め込む設計の刷新だ。赤外線を通すために周辺より輝度を高めた領域を新設計したことが、Dynamic Island進化の土台になっているという。

面白いのは、小さくなったのに表示できる情報は増えたという点だ。Appleによると、Dynamic Islandが小さくなったぶん使えるアクティブな領域が広がり、これまで2つまでだったライブアクティビティを同時に3つまで表示できるようになったという。ライブアクティビティとは、配達状況やスポーツの途中経過のように、リアルタイムで変わる情報を画面上に出しておける仕組みのことだ。

Dynamic Islandは小さくなった上に、表示できる情報が2つから3つに増えた(写真:筆者撮影)

同じ課題に、Googleは別の設計で答えている。25年5月のGoogle I/Oで示され、Android 16に搭載された「Live Updates」がそれだ。配車・配送・ナビゲーションといったアプリのリアルタイム進捗を、ロック画面やホーム画面で追跡できる機能で、Google自身がLive Activity/Dynamic Islandに対する自社の答えとして位置づけている。実装上の違いははっきりしている。AppleはDynamic Islandという専用のUI領域を用意し、その面積を小さくしながら扱える情報量を増やす方向に進んだ。

Googleは専用の「島」を設けず、既存の通知の仕組みを拡張する形で同じ体験を実現しようとしている。ハードウェア(Face IDのセンサー配置)とソフトウェアを同時に設計できるAppleと、多様なメーカーの端末に同じ体験を配らねばならないGoogleという、事業構造の違いがそのまま設計に出ていると筆者は見ている。

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