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折りたたみiPhoneの陰で進化した新型iPhone、注目ポイント5つ──iPhone 18 Proは買い替える価値があるのか

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Phone 18 Pro
一足先にiPhone 18 Proのバーガンディを試した(写真:筆者撮影)
  • 草刈 和人 テックメディア「ゴリミー」運営
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発熱についても気になる人は多いだろう。ProRAWで連続撮影していると、本体がそれなりに熱くなる場面はあった。ただ冷えるのは早い印象で、熱くなってもすぐ冷却してくれる感じがある。長時間の撮影への懸念は、思っていたより和らいだ。

背景には、新しいチップパッケージング・次世代ベイパーチャンバー・ナノツインコッパー製ディスプレイプレートといった放熱構造の刷新がある。Appleによると、新型ベイパーチャンバーの表面積は17 Pro比で3倍に拡大しており、負荷の高いグラフィック処理を伴う場面での持続性能は17 Pro比で最大40%、16 Pro比では最大2倍まで向上しているという。処理落ちや反応の遅れも、あまり感じなかった。データ量の大きいRAWで撮り続けてもレスポンスは良好だった。

業務でスマートフォンを撮影機材として使う場面──物件写真、商品撮影、現場記録──を想定するなら、この「絞れる」という一点は検討に値する。手前の製品にピントを置きつつ背景の情報量を残す、といった撮り分けが、専用機材なしでできるようになるからだ。逆にそうした用途がないなら、ここは決め手にならない。

小さいProが去年のMax並みに持つ

カメラに興味がない人にも効きそうな進化が、バッテリーだ。Appleによると、iPhone 18 Pro Maxはビデオ再生で最大45時間と、iPhone史上最高のバッテリー持ちになったという。

今年からは「typical use(普段使い)」という新しい指標も導入された。SNSや動画、ゲームといった実際の使われ方をもとにした数字で、Appleの説明ではiPhone 18 ProとiPhone Duoが最大24時間、18 Pro Maxが最大30時間とされている。ビデオ再生時間より、自分の使い方に近い感覚でイメージしやすいのがありがたい。

この指標変更を、業界の流れの中に置いてみると見え方が変わる。Googleは以前からPixelのバッテリー訴求に「24+ hour battery life(24時間以上)」という数字を掲げているが、その根拠として公開しているのは、通話・データ通信・待機に加えてChromeでのWeb閲覧、音声再生、YouTubeの動画ストリーミングを混ぜた「平均的なPixelユーザーのプロファイル」でのラボ試験である。

測定条件や免責事項もヘルプページに公開されている。実使用を模した混在プロファイルで数字を出すという考え方自体は、Appleが今年始めたものではない。事実として言えるのは、ビデオ再生時間という単一条件の指標を長く前面に置いてきたAppleが、業界で先行していた考え方に歩み寄った、ということだ。

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