――社長就任から4年が経ちました。
社長になってまず感じたのは「この会社は成長を目指していないな」ということだった。何の事業をやるにしても、積極的にチャレンジしないので、当然うまくいかない。そういう雰囲気とオーラが漂っていた。
過去には売上高が約7000億円あったが、半導体事業などの売却・撤退を行うなどして売上高は下がり、コロナ禍もあって21年度には3500億円に半減していた。
そうなると、会話も必然的に内向きになる。短期で利益を出そうとすると、合理化と経費削減に議論が集中してしまって、新しいものを生み出すとか、お客さんを感動させるという方向にエネルギーが働かなくなる。10年、20年と続くとそれが普通になってしまう。
過去の考えや習慣を断ち切る役目
――そこからどのように改革を進めたのでしょうか。
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