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日本人が英語を話せないのはなぜ?→「英単語の覚えすぎ」 ベテラン通訳に聞いたら返ってきた意外すぎる答えの真意

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(漫画:©︎三田紀房/コルク)
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当

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「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があると考える人が多いのではないでしょうか。東大生が勉強に目覚めるきっかけとなった“神”授業を紹介する書籍『勉強が面白くなった瞬間』を9月に上梓する東大カルペ・ディエムの西岡壱誠氏はその考えを否定します。
漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当も務めた西岡氏が、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。第253回は「なぜ日本人は英語が話せないのか?」についてお話しします。

「英語を話せるようになるには、もっと英単語を覚えなければならない」

そう考えて、単語帳を何周もした経験がある人は多いのではないでしょうか。

ところが、受験では英語の長文を読めた人でも、海外旅行先で店員に話しかけられた途端、言葉が出てこなくなることがあります。外国人観光客に道を尋ねられ、「駅はあちらです」と伝えたいだけなのに、頭の中が真っ白になってしまう。英語のメールを1通書くにも、辞書や翻訳ツールを何度も開いてしまう。

「習ったはずなのに、使えない」

これは、日本の英語学習を考えるうえで、長年の謎ともいえる現象です。

もちろん、「日本人はみんな英語が話せない」と一括りにするのは乱暴です。また、英語が話せない理由も一つではありません。発音の問題もあれば、英語を実際に使う機会の少なさ、間違いを恐れる心理もあるでしょう。

勉強したのに言葉が出てこないのはなぜ?

『勉強が面白くなった瞬間: 自ら机に向かう子になる15の“神”授業』(東洋経済新報社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

それでも、自分は一つ、見落とされがちな原因があると思っています。それは、英語を知らないことではありません。むしろ、英語を「覚えすぎている」ことです。

正確に言えば、英単語を日本語の訳語と結びつけて、ガチガチに覚えすぎているのではないかと思うのです。

学力は高いのに、英語は話せない

考えてみれば、不思議な話です。

日本人は中学・高校だけでも6年間、英語を勉強します。大学まで含めれば、10年近く英語に触れてきた人も珍しくありません。単語帳を開き、文法問題を解き、長文を読み、リスニング教材も聞いてきたはずです。

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