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ライフ #生まれつきの才能は不要 東大「逆転合格」の作法

「狭く深い知識」と「広く浅い知識」を持っている人はどちらが優秀か?世界が後者を評価しはじめたワケを東大合格者が解説

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ドラゴン桜
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当

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「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があると考える人が多いのではないでしょうか。東大生が勉強に目覚めるきっかけとなった“神”授業を紹介する書籍『勉強が面白くなった瞬間』を9月に上梓する著者・西岡壱誠氏はその考えを否定します。
漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当も務めた西岡氏が、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。第252回は知識の深さについてお話しします。

みなさんは、「狭く深い知識」を持っている人と、「広く浅い知識」を持っている人と、どちらが優秀だと思いますか?

これは、実はかなり長く続いてきた論争なのです。「一つのことを極めた専門家こそが最強だ」という考え方と、「いろんな分野をつまみ食いした人のほうが役に立つ」という考え方。学校の勉強でも、仕事でも、あるいは趣味の世界でも、この二つの立場はずっとぶつかり合ってきました。

日本では“一つの道を極める”ことが美徳

『勉強が面白くなった瞬間: 自ら机に向かう子になる15の“神”授業』(東洋経済新報社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

日本ではとくに、「一つの道を極める」ことが美徳とされてきた側面があります。職人的な深さ、専門性への信頼。ビジネス書の世界でも、マルコム・グラッドウェル氏が『天才!成功する人々の法則』で紹介した「1万時間の法則」——ある分野で一流になるには最低1万時間の集中的な訓練が必要だという主張——は日本でもよく知られていて、「早く専門を決めて、そこに人生を賭けろ」というメッセージとして受け取られてきました。

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