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キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

「仕事と子育て、どっちも中途半端だ」と悩む親が抜け出せない"白か黒か"二元論のワナ…苦しさの原因は「両立疲れ」だった

6分で読める
子供をみながら在宅勤務をする30代の男性
仕事と子育ての両立疲れ。実は「両立」という言葉が原因かもしれません(写真:jessie/PIXTA)
  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
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③「自分の時間」と「子どもとの時間」の融合

「子どものために自分を犠牲にしている」——この感覚こそ、二元論が生み出す最大の毒です。

子どもの部活の試合を観に行く時間を「親の務め」と捉えるか、「青空の下でリフレッシュする自分時間」と捉えるか。一緒に夕食を作る時間を「家事」と「しつけ」に分けるか、「生きる力を伝える教育であり、親子の最高のコミュニケーション」と捉えるか。

事実は同じです。捉え方を変えるだけで、犠牲は喜びに変わります。そして子どもは、親の犠牲的な顔より、心から楽しんでいる顔を見るほうがずっと嬉しいのです。

「しなければ」が「したい」に変わる

物事を融合させて考えると、不思議な変化が起こります。「~しなければならない(Have to)」という義務感が、「~したい(Want to)」という意欲に変わっていくのです。心理学でいう「内発的動機づけ」が立ち上がる瞬間です。

二元論の世界では、常にどちらかを選び、どちらかを捨てなければなりません。しかし融合の世界では、何も捨てる必要がない。すべてがつながり、すべてが人生を豊かにする要素として働き始めます。

最後に、一つお願いがあります。

今日から、「両立」という言葉を、そっと手放してみてください。代わりに、こう問いかけてみてください。

「これ、本当に分ける必要があるかな?」

「一つに融合させるとしたら、どんな見方ができるだろう?」

この問いを持てた人だけが、二元論という見えない罠から抜け出すことができます。そして、親がそのような考え方で生活していると、子どもも自然に同じ思考を身につけていきます。

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