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ライフ #再開発されない街

「江戸の将軍に鮮魚を納める猟師町」→「運転免許試験場の街」…多くの都民が「行ったことはあるが知らない」"謎の街"の実態

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鮫洲
運転免許証を持つ都民の多くが知っているあの街はどんなところ?(写真:筆者撮影)
  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター

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昔からの商店街、昭和の趣を残す家屋、狭く入り組んだ路地……さまざまな再開発が進む東京だが、中には再開発されないままの街もある。
タワマンや高層オフィス、大きな商業施設が生まれない街には、どんな理由があるのか――。ライター・坪川うたさんが、緻密なリサーチとフィールドワークで送る連載。第10回は「鮫洲」を取り上げる。

普段行かなくても知っている街

普段行くことはなくても、運転免許証を持つ都民の多くが行ったことのある、もしくは知っている街がある。品川区の鮫洲だ。

京急本線の鮫洲駅。こぢんまりとしている(写真:筆者撮影)

京急本線の鮫洲駅の改札を出ると、早速「鮫洲試験場→」の文字と地図が書かれた看板が現れる。運転免許試験場があるくらいだから大きい駅なのかと思いきや、矢印が示す東口から外へ出ると狭い道に低層の商店が建っており、想像と違った印象を受ける。

鮫洲駅東口を出てすぐの街並み。狭い道に商店が並ぶ(写真:筆者撮影)

そこから歩いてすぐの場所に連なるのが、旧東海道の鮫洲商店街だ。

「鮫洲商店街」と書かれた街路灯が並び商店街らしさを演出している。コンビニを除けばチェーン店はほとんどなく、味のある飲食店が点在しどこか懐かしい雰囲気。しかし平日とあって、歩く人や自転車に乗って通り抜ける人はいるものの、商業地らしい賑わいには欠けさみしさも感じさせる。

通りには「鮫洲商店街」と書かれた街路灯が並ぶ(写真:筆者撮影)
【写真を見る】「江戸の将軍に鮮魚を納める猟師町」→「運転免許試験場の街」…多くの都民が「行ったことはあるが知らない」"謎の街"の実態(24枚)
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