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くら寿司ちいかわコラボ中止、「何度も挑戦したのに…」期待を裏切りに変えた"ランダム商法"の危うさ

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(写真:編集部撮影)

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回転寿司チェーン「くら寿司」が実施していた人気キャラクター「ちいかわ」とのコラボキャンペーンが、予定を大幅に前倒しして突然中止された。その原因となったのは、キャンペーンに関する従業員の不正行為である。

くら寿司は社内調査によって不正が判明したとして、9月6日の営業開始時から「ビッくらポン!」の景品やプレゼント企画、コラボメニューなど一連の施策を中止した。ビッくらポン!とは、各席に設置された回収口に食べ終えた皿を一定枚数入れるとゲームに挑戦でき、当たれば景品がもらえる仕組みである。ちいかわのグッズを手に入れるのを楽しみにしていたファンにとっては悲しい結末となった。

従業員が抜いているのではないか?

今回の騒動の発端となったのは、キャンペーンが始まった後、利用者の間から「ビッくらポン!で何度当たっても目当てのフィギュアが出ない」という不満の声が相次いでいたことだ。今回用意された景品は、フィギュア全5種、缶バッジ全8種、アクリルマグネット全8種だったが、SNSでは「複数回当選してもフィギュアが当たらなかった」という趣旨の投稿が数多く見受けられた。このような報告が重なったことで、「本当にランダムに景品が入っているのか」「人気のある景品は従業員が抜いているのではないか」といった疑念が生まれた。

(写真:編集部撮影)

くら寿司側は当初、カプセルについて「1つの筐体に全種類を均等に入れるルールではない」と説明し、複数種類が混在する箱からランダムに補充するため、特定の種類が連続して出なかったり、偏っているように感じられたりすることはあり得るとしていた。つまり、「何回か試したがフィギュアが出なかった」というだけでは不正が証明されたわけではないということだ。

それでも、利用者が疑念を持ったこと自体には理由がある。ビッくらポン!とは、そもそも偶然性を楽しむ仕組みである。皿を一定数投入するたびにゲームに挑戦し、当たれば景品が出てくる。欲しい景品が一度で出なければ、「次こそは」と考えて、もう少し食べようと思う。特に今回のように人気キャラクターとのコラボであれば、その心理はさらに強く働く。

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