有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ

交渉のプロが教える、交渉の失敗を認めることの大切さ 卓越した交渉者を目指すなら失敗から学ぶ心を大事にしよう

7分で読める
失敗 失敗に学ぶ交渉術
交渉の失敗とはどのようなことか? 失敗の7つのタイプを紹介する (写真:ilixe48/PIXTA)

INDEX

ハーバード・ロースクールに設立された、紛争解決や交渉術に関する権威ある研究機関であるハーバード・ネゴシエーション・プロジェクト。
そのシニアフェローを務め、さまさまな組織へのコンサルティングも行うジョシュア・N・ワイス博士が、失敗した交渉から学ぶプロセスを体系化してまとめたユニークな書籍『失敗に学ぶ交渉術』の日本語版が刊行された。
ワイス博士が考える交渉の失敗とはどのようなものか。私たちもやりがちな失敗の7つのタイプについて、抜粋・編集してお届けする。

交渉の失敗とはどういうことか

まずは、私が考える失敗の定義を明らかにしておこう。

『失敗に学ぶ交渉術: 折れない心を養い 最高の準備ができる』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

それは“交渉に入る前に設定した目標または目的に達しなかったこと”である。

なかには、交渉に失敗というものがあるのかと疑問に思う人がいるだろうし、どんな失敗も成功のための踏み石にすぎないと主張する人もいるだろう。

でも私は、交渉の失敗は現実にあると思っている。そして失敗にうまく対処し、その経験から学びを得れば、長い目で見て最終的に成功へ行き着くことができると心から信じている。

それには失敗をあるがままに直視することがきわめて重要だ。直視してこそ、失敗に立ち向かい、取り組むことができる。

交渉で失敗したという冷たく厳しい事実と向き合うのは、これから説明していくように、簡単ではないが欠かすことのできないプロセスだ。

交渉で目的を達成できなかったことを失敗と呼ばなければどうなるか。たいていの場合、起きた事実をごまかし、自分をいつわることになる。

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数