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ライフ #自動車最前線

ライバル「アルファード/ヴェルファイア」にない、日産らしい"運転する楽しさ"…新型「エルグランド」の特異性

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2026年7月16日に発売した日産の新型「エルグランド」(写真:三木 宏章)

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日産自動車(以下、日産)の新型「エルグランド」に、2026年9月に乗った。走りにこだわる日産らしい乗り味が印象的なクルマだ。

エルグランドは、第1世代の登場が1997年と、ほぼ30年の歴史を持つミニバンだ。驚くのは、26年発売の新型は第4世代であること。もっと多くのモデルチェンジを経てきたと思っていたが、14年に登場した第3世代がフェイスリフトを繰り返しながら、最近まで作られていたのだ。

運転しての印象は“楽しい”とすぐピンとくる。着座位置などを考慮して、運転者の視点を高くするなど、ミニバンとしての完成度を上げたそうだが、ドライバーズカーとしてもよくできている。

【写真】2026年7月16日に発売した日産の新型「エルグランド」の内外装を確認する(96枚)

e-POWER+e-4ORCE+インテリジェントダイナミックサスペンションの妙

グレード構成は、「X e-4ORCE」と「G e-4ORCE」の2グレード。車種を基本的に2グレードに絞ったのは顧客を迷わせないためという(写真:三木 宏章)

新型は過去の世代と大きく変わった。最大の特徴はエンジンを発電のためだけに使う、日産独自のハイブリッド「e-POWER」であること。加えて、モーターによる全輪駆動システム「e-4ORCE(イーフォース)」と、サスペンションダンパーの減衰力を可変する「インテリジェントダイナミックサスペンション」が組み合わされている。

「弊社の中でも非常に大事なモデル」とは、テストドライブの会場における、開発指揮担当のチーフプロダクトスペシャリスト、中村智志氏の言葉だ。

運転していて楽しい、というのは代々受け継がれてきた日産のDNA(写真:三木 宏章)

「このセグメントのクルマを購入検討されている方には、ビジネスユース、それも昨今スタンダードになっている感のあるショーファードリブン(オーナーは後席に座り運転手が運転)としての使用が多く見られる」

中村氏は市場背景をこのように分析する。「けれども……」と言葉を続けた。「まだ1つ足りてない部分があると(ミニバンのユーザーは)おっしゃるんですね」。

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