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ライバル「アルファード/ヴェルファイア」にない、日産らしい"運転する楽しさ"…新型「エルグランド」の特異性

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2026年7月16日に発売した日産の新型「エルグランド」(写真:三木 宏章)
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発進から力強いトルクが滑らかに連続していくような加速性を実現(写真:三木 宏章)

それが何かというと、“運転する楽しさ”だと言う。「ミニバンはスポーツカーとは違うとわかっていても、運転していてワクワクしたい、そう皆さん、おっしゃるんです」。日産は、走りの楽しさを感じさせることにこだわってきたので、新型でもそこは重点的に開発したそうだ。

一方で、従来モデルが発売されたのが16年前だったため、後席の居住性や快適性などは、「これまで十分に期待に応えられていなかったかもしれない」と認める。

写真の「G e-4ORCE」の外装色はダークグレーメタリック(写真:三木 宏章)

「仮に親しい友人や家族と、500キロぐらいドライブしたときに、運転している方を含めて、全員が”もっと乗っていたい”と思えるクルマにしたかったんです」。それを踏まえて、新型エルグランドで力を入れたのは大きく3点、と中村氏。

1つ目は、新しいプレミアムと呼べるようなデザイン。2つ目は(先述のとおり)乗員全員が味わえる快適性。3つ目が運転する楽しさ、だったそう。

日産が目指したドライバビリティと快適性の両立

従来モデルに対して全長で45mm延長され、全高で160mm高くなった(写真:三木 宏章)

「運転する楽しさは、ブランドのDNAとも言えるものです。ただし、ドライバビリティを追求すると、快適性が犠牲になることもあります。これを両立させるべく開発したのが、第3世代のe-POWERとe-4ORCEとインテリジェントダイナミックサスペンションです」

全長4995mm、全高1975mmと、堂々たるサイズの新型エルグランド(2グレードのうち上位の「G e-4ORCE」)をドライブしたところ、運転する楽しさ、という開発者の目標がちゃんと達成されているのがわかった。

「G e-4ORCE」の内装色は、「紫檀」と「銀雪」の2つのバリエーショが用意される(写真は銀雪)(写真:三木 宏章)

着座位置が先代より76mm高くなった運転席に腰を落ち着け、やや大径のステアリングホイールに手を添え、顔を軽く左右に振って眺めてみると、あえて前席から距離を離したというピラーと、奥行き感のあるダッシュボードのせいで、大きなクルマに乗ったという印象が強い。

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