「コンフォート」「スタンダード」「スポーツ」「エコ」「スノー」、そして「パーソナル」と6つ設定されたドライブモードのうち、まずスタンダードを選択した。
走り出してすぐの印象は、トルクの太いモーターによる軽快な出足と、しっかり感のある重めの操舵力だ。ステアリングホイールの回転量は多めで、曲がるためにはたくさんまわさないといけないが、これにはすぐに慣れる。
車線変更時の車体の揺れはしっかり抑えられている。市街地から高速道路へ入り、加速していくと、余裕あるサイズの車体を4つの車輪が力強く進めてくれるのがわかる。その気になれば、交通の流れもリードできる。
クッション性とともに、頭部が揺れないことを目標に設計したというシートは座り心地がよく、プレミアムナッパレザーといって、革本来の感触を活かすとともに、滑りにくいなどの特長をもつシート表皮の恩恵もあり、すぐに自分とクルマの一体感のようなものが感じられるようになった。
好みは「スポーツ」モードで得られる安定感
日産の開発者は、高速で後席乗員も快適な乗車体験を得るには、センターコンソールのドライブモードセレクターで「コンフォート」モードを選択することを推奨している、と話してくれた。具体的には、サスペンションの減衰力が弱めになる設定だ。ただし、私が個人的にとりわけ気に入ったのは、じつは「スポーツ」モード。
スポーツモードの良さは、車体の上下動が抑えられることにある。路面の目地段差では多少のショックを感じさせるが、ビシッと安定した走行性が頼もしい。


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