秋田の巨大構想にUAEが関心
「秋田に日本最大級AIデータセンター 建設費2兆円、UAEが投資へ」――。
8月6日、日本経済新聞電子版が、秋田市内で大規模なAIデータセンター整備計画が進んでいると報じた。記事によると、UAE(アラブ首長国連邦)の政府系ファンドなどが投資する方向で協議しており、整備費2兆円規模、総受電容量最大500メガワット(MW)の施設を想定し、2030年代早期の稼働を目指すという。
同19日には、UAEのシハブ・アルファヒーム駐日大使が秋田県を訪問し、鈴木健太・秋田県知事らと面談した。ただ、UAE側から具体的な投資方針などは明言されなかった。県産業集積課の担当者は「現時点では決まっているものはないが、整備の実現に向けて努力していきたい」と説明する。
同課によると、計画を主導するのは、外資系AI新興企業のビットグリットと、秋田に拠点を置くIT企業のエスツーという2社だ。秋田市が25年10月、両社とAIデータセンター立地に向けた連携協定を締結。その後、UAEに拠点を持つビットグリットが仲介し、UAE側が秋田に関心を示すようになったという。立地先としては、県と市が整備を進める再生可能エネルギー工業団地が候補に挙がっている。
富山県南砺市でも25年12月、「国内最大級」を掲げる3.1ギガワット(GW)規模のデータセンターの誘致構想が明らかになった。構想の中核を担うのはギガストリーム富山という企業だ。代表を務めるダニエル・コックス氏は、データセンターのコンサルなどに携わってきたという。
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