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「1番になれるものがない」は不利ではない《上位30%に入れるものが3つ》あればいい……MBA卒業生5000人調査が示した希望

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ビジネスパーソン
新しい価値を生むのは、「1番になれるもの」を持つ特別な人ではなく、「そこそこのレベルを何個か」持つ人たちだった(写真:Luce/PIXTA)

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英語もまあまあ、専門もまあまあ、趣味もまあまあ。どれもトップには届かない――そう感じている人は多いのでは。だが、スタンフォード大学経営大学院の卒業生およそ5000人を追った職歴調査が示したのは、新しい価値を生み出す側に回っていたのが「一芸に秀でた専門家」ではなく、「そこそこのレベルを何個か」持つ人たちだという事実だった――。
※本稿は『5日で自分の才能が見つかる本』から一部を抜粋してお届けします。

「まあまあ」しかない、という悩み

本稿には、著者自身の若き日を「堀田秀吾くん」として描いた場面が登場する。以下はその一場面である。

大学教員になった堀田秀吾くんは、行きつけのジャズバーで頭を抱えていました。

「英語、まあまあ。研究、まあまあ。音楽、まあまあ。どれもトップレベルにはほど遠いんだよな」「結局、僕には突き抜けた才能なんて、ないんじゃないか」

そんなふうにつぶやくと、友人の声が遠くに感じられました。

「お前さあ、その『まあまあ』を全部つなげたら、面白いことになるんじゃない?」

その晩、彼の頭の中で、何かが小さくつながり始めました。

自分の才能を探っても「これだ」と言い切れる強みが見つからない方は、きっとたくさんいると思います。そこで、考え方を少しだけ変えてみましょう。それが、「かけ算」という発想です。

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