この差の最大の原因は東京です。インバウンドは33.5%の宿泊を東京で過ごしていますが、日本人は9.9%だけです。集中度合いの6割は東京への偏在で説明できます。
もっとも東京と大阪に集中するのはしかたがないでしょう。主な国際空港は東京と大阪にありますので、どうしてもインバウンドは大都市に集まります。イギリスでもインバウンドはロンドンでの滞在が宿泊数の約4割を占めています。
日本人が訪れたい観光地をインバウンドも好む
インバウンドがいまだ増え続けている日本では、初めての訪日が多くなる分、どうしても有名どころへ向かいます。東京から入ったり、大阪から入ったりして、京都などに行く確率も高いです。今後リピート率が上がってくれば、もう少しエリアは分散されるでしょう。
こうした流れの中で、注目すべきは、東京、大阪、京都を除いた分析です。

延宿泊者数からこの3カ所を除くと、インバウンドと日本人が訪れる観光地の相関関係は0.67から0.77までさらに上がります。ということは、基本的に、日本人が訪れたいと思うような観光地にインバウンドも訪れたいということです。


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