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ライフ #大人の貧困 「雇用の谷間」でもがくミドルエイジ

「宝くじを買うより現実的」 借金400万円を抱えホストになった30代男性が語る"危うい持論"と"行政の支援のまずさ"

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元ホストのハジメさん
「自分は社会人経験があったので昼間の仕事に戻ることができました」と語るハジメさん(写真:編集部撮影)

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就職氷河期時代をしぶとく生きてきた世代も、いつしか中高年と呼ばれる年齢になった。世代間の格差は広がり、貧困や生きづらさを抱えた彼らは、これからの人生をどう考え、生きようとしているのか。
労働、福祉問題を中心に取材活動を行う藤田和恵さんの連載。非正規雇用や貧困などを切り口に、今を懸命に生きる中高年の姿をリポートする。今回はこの世代より少し若い、30代男性の実情に迫る。
【写真を見る】「宝くじを買うより現実的」 借金400万円を抱えホストになった30代男性が語る"危うい持論"と"行政の支援のまずさ"(4枚)
本連載「大人の貧困 『雇用の谷間』でもがくミドルエイジ」では、生活苦に陥った就職氷河期世代(40代~50代半ば)の方からの情報・相談をお待ちしております(詳細は個別にご連絡させていただきます)。こちらのフォームにご記入ください。

滞納した「社会保険料50万円」

ホスト時代のツケは遅れてやってきた――。

2022年初頭、新型コロナウイルスの感染拡大が続くさなか。新宿・歌舞伎町の元ホスト、ハジメさん(仮名、30代)が夜の仕事を辞め、会社員として働いていたときのことである。ホスト時代に滞納した国民健康保険料、約50万円を支払うよう求められたのだ。

自治体によって銀行口座の給料は差し押さえられた。役所まで出向いたハジメさんは窓口で分割での支払いを打診したものの、認められなかったという。「帰り際はこっちも『ふざけんな』って感じになってしまって……」。

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