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熱海の「入場無料」昭和レトロ施設《売上が4倍》のカラクリ…"稼ぎ頭"は売上1位の喫茶ではなく「1回100円」のゲームだった

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桃山館の内装
レトロな桃山館の内装は、すべてマスターのこだわり(写真:筆者撮影)
  • 谷口 素子 取材ライター・コラムニスト
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若いスタッフたちに「ポケモンやアンパンマンに変えましょう」と提案され、受け入れたところ、売り上げがあがった。

以来、子どもが喜ぶことを中心に考えるようになったという。昭和への愛と、商売のリアル。その折り合いをつけたのだ。

売り上げ1位は喫茶、なのに“稼ぎ頭”はゲーム

収益の主な柱はゲーム、喫茶、縁日の3つ。入館した客は喫茶で1時間、縁日やゲームで1時間過ごし、平均滞在時間は約2時間。ちなみに筆者はゲーム、縁日、喫茶をフルコースで楽しみ、一人で3時間近く居座った。

3本柱の中で売り上げが一番いいのは喫茶だ。ところが利益率でみると、順位はひっくりかえる。稼ぎ頭はゲームなのだ。

ゲームはほとんど1回100円。単価は低いが、とにかく経費がかからない。

「人件費はほぼ0円です。ゲーム機も中古のものを購入しているため、高くても100万円はいきません。初期投資はすでに回収しているので、あとはすべて収益です」

単価は低いが利益率はNo.1のゲーム(写真:筆者撮影)

ここで気になる点が1つ。古いゲーム機は故障のリスクが高い。修理費用がかさむのではないかと川﨑さんに聞いてみると、

「ほとんどのゲームは僕が修理します。コンピュータ制御のゲーム機と違い、ここに置いてあるゲームはそんなに難しい構造ではないので」。

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