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「なぜ母親に限られる?」「父子家庭はどうなる?」と疑問噴出⋯松のや「ママ応援」はなぜ炎上?ブランディングのプロが解説

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全国672店に広がった松のや。「ママ応援企画」は、なぜ一日で名前を変えることになったのか
全国672店に広がった松のや。「ママ応援企画」は、なぜ一日で名前を変えることになったのか(写真:筆者撮影)
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サントリーが「水と生きる」をコーポレートメッセージに掲げたのは2003年。同じ年に、熊本県の阿蘇から「天然水の森」の活動を始めた。22年かけて全国27カ所、1万2000ヘクタール超に広げ、国内の工場で汲み上げる地下水量の2倍以上にあたる水を育てている。従業員の森林整備研修にも、延べ1万3000人ほどが参加してきた。

「消費者は、なぜそれを売っているのか、なぜ一見関係なさそうな活動までしているのかを意外と見ているもの。そして、松のやが『みんなの食卓でありたい』と掲げれば、『なんでそうなりたいの?』と聞きたくなります。その『なんで』に答えられていないんです」

そもそも外食は食卓の味方ではない

応援するのは良いことだが、どう応援するのかが重要ーー。同じ理屈は、あのオレンジソースの告知にも言える。

「『暑い時期だから、柑橘系のさっぱりしたメニューを考えました。こんな手の込んだ料理を家で用意するのは大変だから、ぜひ松のやで食べてください』。そう書けば、いつも食卓を応援しているお店というイメージがつきます。日頃から、こういった発言を積み重ねていれば、『この夏はママを応援します』と言っても、不自然さはなかったと思います」

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