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中国の電子商取引(EC)大手、阿里巴巴集団(アリババ)の2026年4~6月期(26年度第1四半期)決算はAI(人工知能)などテック関係の先行投資負担が重くのしかかり、前年同期比7割を超す大幅減益となった。同様にAIアプリの実装に力を入れるネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)の4~6月期も純利益がほぼ横ばいに伸び悩んでおり、AIサービスが収益に結び付くまで時間がかかる状況が浮き彫りになっている。
アリババが8月20日発表した4~6月期決算は売上高が前年同期比9%増の2689億5300万元(約6兆6300億円)と、市場予想の2685億1700万元をわずかに上回ったものの、純利益は同75%減の104億4400万元に落ち込んだ。
クラウド事業は好調だが…
アリババの徐宏CFO(最高財務責任者)は決算発表後の電話会議で「今四半期の増収は主にクラウド事業と即時小売事業の力強い成長によるもの」と説明。一方、減益については、主として「テクノロジーへの投資」が要因、と述べた。
この4~6月期、アリババは一連の組織改編を行い、中核事業であるEC部門の収益テコ入れを図った。既存の「アリババ中国ECグループ」と「アリババ国際デジタルコマースグループ」に生鮮スーパーの盒馬(フーマー)と物流子会社の「菜鳥(ツァイニャオ)」傘下の一部事業を組み入れ、新たな「アリババECグループ」を再編。また、クラウドビジネスを営む「クラウド・インテリジェンス・グループ」とAI向け半導体製造の「平頭哥半導体(T-Head)」を統合し、「AIクラウド・コンピューティングサービス」を発足させた。


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