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キャリア・教育

「いつも寝てばっかり!」と勉強しない子どもを叱る前に知っておきたい"学習効果を上げる"正しい《睡眠の活用法》

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記憶の固定化には、実は睡眠が中心的な役割を担っているという(写真:小日向 みう/PIXTA)

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夏休みも終わり、受験生が最後の追い込みをかける時期に入りましたが、「うちの子は勉強もしないで寝てばっかり」と嘆いている親御さんも多いかもしれません。ですが、明治大学教授の堀田秀吾氏によれば、実は睡眠こそが、学習した内容を脳に定着させるための中心的な役割を果たしているといいます。
本稿では、最新の研究から科学的に証明されている「睡眠と学習効果」の知られざる関係について、堀田氏の著書『科学的に証明された 頭のいい人が習慣にしている 学び方の戦略』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

睡眠は記憶を固定する「自動復習装置」

「せっかく勉強したのに、翌朝には忘れている」

みなさんも何度もそういう悔しい思いをしてきたはず。しかし、落ちこむ必要はありません。じつは、記憶は学習した瞬間に完成するわけではなく、新しく得た情報はその後の時間をかけて脳内で整理され、安定したかたちに変わっていくからです。

この過程を「記憶固定化」と呼び、睡眠がその中心的な役割を担っていることが研究によって示されています。

ハーバード大学医学部のウォーカーとスティックゴールドは、睡眠が記憶に与える影響に関する膨大な研究をまとめたレビュー論文を発表しました。それによると、学習後にじゅうぶんな睡眠をとった場合、起きたまま同じ時間を過ごした場合と比べて、記憶の保持が良い傾向が、多くの研究で報告されていたといいます。

そしてさらに、睡眠後は追加の練習をしていないにもかかわらず、成績がさらに向上する現象も確認されたそうです。

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