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黒字化7割超!日本企業が熱視線を送るインド「第3次ブーム」の正体と、最新日印連携から読み解くビジネス地図

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日印首脳会談
近年、日系企業のインド熱が再燃し「第3次インドブーム」が到来している(出典:首相官邸ホームページ)

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2026年7月1~3日、高市首相がインドを訪問し、7月2日には日印首脳会談および日印経済フォーラムが開催されました。

開催の約1週間前に、当初予定されていたグワハティ(アッサム州)からデリーへの急な訪問地変更がありましたが、今後の日印協力に関する多くの方針や具体的な案件が発表されました。

本稿では、『超スケール経済インド: 次世代超大国のビジネス地図』から、インド経済・ビジネスを理解するうえでの基礎的なエッセンスを紹介したうえで、日印首脳会談と日印経済フォーラムで発表された主な内容を整理し、両国が目指す経済安全保障と今後のビジネス領域について考察します。

【写真を見る】黒字化7割超!日本企業が熱視線を送るインド「第3次ブーム」の正体と、最新日印連携から読み解くビジネス地図(1枚)

黒字化7割超!第3次インドブームの正体

『超スケール経済インド: 次世代超大国のビジネス地図』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

インド市場への注目が集まっています。

スズキをはじめとする日系企業がインドに進出した1980年代から2000年代初頭までの第1次ブーム、BRICSやBOPブームを背景に2000年代後半から進出が広がった第2次ブーム。どちらの時期にも、いくつかの日系企業は成功を収めましたが、内需の大きなインドとはいえ、中間層は未成熟で、日本企業の強みを十分に生かすことができませんでした。

一方、JETROの調査では、2024年時点で7割以上の日系企業がインドで黒字化を達成しており、日本企業にとっても「攻略可能な国」となりつつあります。そのようななか、近年は日系企業のインド熱が再燃し、「第3次ブーム」が到来しているように感じます。

その背景は、大きく3つあると考えています。

1つ目は、豊富な人口と若年層の多さです。インドは2023年に人口世界1位となり、現在の人口はおよそ15億人です。平均年齢は約28歳で、労働人口が多いのも特徴です。そして、中国や日本と異なり、当面人口が減少しないことも大きな特徴の1つです。

世界の地域別人口推移(出典:『超スケール経済インド』)
人口上位10カ国と日本の推移(出典:『超スケール経済インド』)
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