そんな同氏が「これまで数百泊以上の車中泊を経験する中で、『自分ならこうしたい』という理想を詰め込んだ」というのが当モデルだ。日本の道路事情にマッチしたコンパクトなボディ、温水シャワーやトイレ、新発想の半常設ベッドなど、各部にクピ男氏のこだわりを反映させた仕様で、開発には2年近くを要したという。
なお、車名の由来は、日本で見られるサギの仲間で最大級の大型水鳥のアオサギ。とくに、クピ男氏の出身である北陸地方でよく見られる野生の鳥であることから、その名前を採ったそうだ。
ベース車のいすゞ「トラヴィオ」とは
主な特徴は、まず、ベース車にいすゞのトラヴィオを使っていること。これは、小型トラック「エルフミオ」をベースにしたキャンピングカー専用シャーシだ。キャブ部(運転席部分)やエンジンなどを残し、荷台部分などに居住スペースを架装したキャブコンという本格的モデルに使われるもの。
パワートレインには、軽量な1.9Lディーゼルエンジンと6速ATをマッチング。最大トルク320N・mを発揮するエンジンは、低速から高速までパワフルかつスムーズで、WLTCモード10.8km/L(架装前の数値)という優れた燃費性能も実現する。
また、車両重量が重くなりがちなキャンピングカーと相性の良いリアダブルタイヤなどが高い安定性や快適な乗り心地に貢献。適切な車間距離を保持しながら先行車を自動で追従する「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」など、充実の先進運転支援システムも搭載し、高い安全性も確保する。
ちなみにトラヴィオは、数あるキャンピングカー・メーカーのなかでも、取り扱いできるのはNTBとバンテック(埼玉)など数社だけ。他社製モデルとは一線を画す個性的モデルが欲しい層にも最適だ。


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