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喫茶店のトーストに、牛丼チェーンの朝食、ホテルの朝食ビュッフェ、ファミレスのモーニング……さまざまな外食チェーンの朝限定メニューをめぐってきた当コラム。今回はチェーン店を飛び出し、一般人お断り、作家限定の宿「新潮社クラブ」へ。
都内某所に新潮社が所有する一軒家で、宿泊施設として、川端康成や安部公房、三島由紀夫、開高健、野坂昭如や井上ひさしら、錚々たる文豪が滞在したそうです。つまりは、俗に言うカンヅメ部屋です。
このたびワタクシ、大木奈ハル子は、9月16日に新潮社から書籍を刊行する運びとなりました。
校了作業の際に、新潮社クラブに泊めていただく機会を得たので、「貴重な体験を書き残さねば!」ということで、今回は特別編。「新潮社クラブの朝食」をレポートします。
古き良き昭和にタイムスリップしたような空間
1961年(昭和36年)に建てられたというその家屋は、手入れは行き届いているものの、大きく手を加えられることなく、当時の面影を色濃く残しています。玄関脇には、重厚な金属製の「新潮社クラブ」の表札。



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