コーンスープが入っていたカップもノリタケで、同じく1960年代製。建物とほぼ同じ時代に作られた食器が、今も現役で使われている。建物だけでなく、食器にも半世紀以上の時間が刻まれていると思うと、なんだか感慨深いものがあります。
朝食を食べているだけなのに、なぜか文豪気分
デザートには、大ぶりなメロンも登場。食後のコーヒーを淹れたモーニングカップは、会員権価格が日本一ともいわれるゴルフ場「小金井カントリー倶楽部」のロゴ入り。「新潮社クラブを定宿にしていた、文豪の誰かが持ってきたのかな?」なんて想像をめぐらせてしまいます。
新潮社クラブの朝ごはんは、食事もおいしく、食器の端々から滲む歴史も面白い。味覚だけでなく、好奇心まで満たされたのでした。日本庭園を眺めながらいただく朝食は、まるで時間旅行をしているよう。
なんだか自分まで文豪になったような気分です。朝食を食べ終わるころには、「また来られるように、がんばるぞ!」と、決意を新たにした朝です。


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