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ライフ #チェーン店最強のモーニングを探して

「作家の脱走を防ぐ外鍵の痕跡」「開高健の幽霊が出るとの噂も」…新潮社クラブ「文豪気分モーニング」の"意外な実態"

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新潮社クラブ モーニングメニュー
昭和の文豪がカンヅメになった宿、新潮社クラブのモーニングメニュー(写真:筆者撮影)
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吹き抜けの玄関ホール。天井まで連なる窓から光が入る(写真:筆者撮影)

木製のガラス引き戸を開けて玄関に入ると、そこは吹き抜けの玄関ホール。室内なのに足元には石畳が敷かれ、階段脇には大谷石があしらわれています。家の中でありながら、どこか半分外のような不思議な造りです。壁面のガラス窓は天井近くまで続き、日差しがじんわりと差し込みます。

2階から見下ろしたエントランス。赤いソファが印象的な応接室も見える(写真:筆者撮影)

1階と2階にそれぞれ作家が滞在できる造りになっており、1階は日本庭園に面した和室、2階は書斎のある洋室と和室の二間続きです。まずは2階を探索。

入り口の引き戸には、外鍵を取り付けた跡が。カンヅメにされた作家が逃げ出さないよう、閉じ込めた名残です(閉じ込められた作家のなかには、和室の窓から屋根づたいに逃げたという猛者もいたそう)。

2階の書斎。後世に読み継がれる作品が、ここで生まれたのかもしれないと思うと、胸がときめく(写真:筆者撮影)

書斎には、袖机付きの大きなデスク。年季が入りかなり傷んでいるものの、それこそが歴史、それこそが価値。多くの作家たちが原稿を書いてきた証です。「もしかしたら、文学史に名を刻む作品がここで生まれたのかもしれない」と妄想がとめどなく膨らみ、胸がときめきます。デスクの前には、応接セット。かつては、編集者が原稿の仕上がりを待っていたに違いありません。

2階の和室。左手の窓から屋根づたいに脱走した作家もいるそう(写真:筆者撮影)

開高健の幽霊が出る!? 1階の和室で食べる朝ごはん

開高健の幽霊が出ると噂の1階和室。座卓の横には、昔ながらの脇息が置かれています(写真:筆者撮影)
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